テクニカル分析基礎

テクニカル分析基礎【移動平均線】

こんにちは、たちば7です。

前回の記事では株式投資を行うために知っておきたい知識であり、手法のテクニカル分析のローソク足の基礎をお話ししました。株式投資をしているとローソク足のチャートはよく目にするので覚えていただけると嬉しいです。さて今回は単純移動平均線について話していきたいと思います。

単純移動平均線

単純移動平均線とは、ある一定期間内の株価を平均値しチャート上にラインで表したものになります。こちらはトレンドの変換点を予測するツールです、これから株価が上昇するのか下降するのかを判断するものになります。

上記の図には、前回お話ししたローソク足とローソク足のチャートにかかるように3本ラインが引かれているのが見えると思いますが、それが単純移動平均線になります。

図には3本のラインがありますが、単純移動平均線の収入は何本もありますが、大きく分けて短期、中期、長期の3種類にあり、それぞれがある一定期間の株価の平均値を計算しラインで引かれています。

短期

さきほど説明した中で単純移動平均線の短期についてですが、上記の図の緑のラインになります。短期ラインは他のラインよりローソク足のチャートと同じように動いているのが見えると思いますが、期間が「5日間」で設定されています。それなので5日移動平均線と呼ばれて一番期間が短く、平日が5日間なので一週間の感覚でいいと思います。動き方も大きく、ローソク足と一緒に上昇し、下落も同じくなりやすいです。ただイレギュラーな事があれば上記の図の一番右のローソク足のようにかなり離れてしますこともあります。

中期

次は中期で紫のラインになり、単純移動平均線の期間は「25日間」で、25日移動平均線といわれます。こちらはだいたい1ヶ月で見ていると思ってください。なので5日移動平均線とは違い、ローソク足と一緒に動いていないのが分かると思います。こちらは5日移動平均線より長めなので先の視点で動きを予測するときにみます。

長期1ヶ月

長期はオレンジのラインで期間設定は「75日間」で、75日移動平均線と呼ばれ、中期の25日移動平均線より長く将来の株価を予測する時に使います。期間も3ヶ月位なのでラインもほとんど動いてないと思います。ただ25日移動平均線もそうですがこの75日移動平均線を越えると上昇方向に向かう可能性が高く上昇トレンドとなります。上記の図では2回くらいライン同士がクロスしていると思いが2回目以降ではかなり上の方に上がっていると思います。このことをゴールデンクロス(GX)と呼び、逆に上から下にクロスする時はデットクロス(DX)といいます。こちらは下落トレンドとなりそのまま下へ向かう可能性が高くなります。また新しいワードがでましたね、このゴールデンクロスとデットクロスはまた他のテクニカル分析のツールで出てくるので覚えてください。

他にも単純移動平均線

実はほかにも使われる単純移動平均線があります、それは200日移動平均線です。こちらはほぼ一年間をラインで表しているので、だいたいが横に緩やかに引かれています。こちらはもっとも長い視点でローソク足チャートとどのくらい近いのか離れているかを比べて分析します。それについてはまた実践編で説明します。他には100日、125日など色々ありますがよく使われるのがでてきた単純移動平均線なります、また週足のローソク足チャートであったりするとまた違ってたりする場合がありますがまたの機会で。

以上で単純移動平均線の基礎的なお話はしました、最後までお読みいただき有り難うございました。